ムダ取りプロジェクトの振り返り
投稿日:2024/9/2
こんにちは!オーエス電機広報部です✨
当社では働きやすい環境づくりと生産性の工場を目指し、2023年にひょうご専門人材相談センター様ご協力のもと、「ムダ取りプロジェクト」を行いました。約1年の月日が経過した今、参加者アンケートの結果を見ながら、活動内容や効果を振り返りたいと思います。
読者のみなさんにオーエスの取り組みや雰囲気を知っていただければ嬉しいです🎉
↓ムダ取りプロジェクトの様子はこちら
プロ人材と一緒に「第1回ムダ取りプロジェクト」を行いました!
プロ人材と一緒に「第2回ムダ取りプロジェクト」を行いました!
プロ人材と一緒に「第3回ムダ取りプロジェクト」を行いました!
1. アンケートの概要(全12問、回答者15名)
アンケートは全12問で、社員とパート合わせて15名の方に回答頂きました。
このアンケートはPDCAサイクルのCheck(評価)に該当します。これは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)を繰り返し行うことで継続的な改善ができる手法です。今回のアンケートでプロジェクトを行った効果をCheck(評価)し、次のAction(対策)につなげてサイクルを回したいと思っています。
それでは、アンケートの内容を見ていきましょう!
2. アンケートの内容
①ムダ取りプロジェクトは楽しいですか?
②どういう点で、楽しいまたは楽しくないと思いますか?
楽しかった点
- 他のチームとかかわることが少ないので、普段あまり話をしない人と意見交換ができて良かった。
- 普段は私以外は外部との接点がないため、私とは違う目線で現場メンバーに教育の機会を設けることができたのは素直に嬉しい。また、少しずつ現場にもムダ取りの活動が浸透しているのがわかる。
- 普段の業務から離れて、現在の作業環境に対する無駄な視点を改めて全員で意見を出し合えた点。
- 自分の持ち場や、他の持ち場のムダを出し合うことによって新しい発見があるからです。
楽しくなかった点
- 立ちっぱなしで足が痛かった。
- 仕事の合間に時間を作らないといけないから。
- 最近入社したばかりだったので 楽しくないと言うより その場にいるだけで緊張してしまっていました。
「とても楽しかった」「楽しかった」と7割以上の方が答えています。部署を超えた交流の機会は貴重なので、普段関わりのない方と話せて私も楽しかったです。
楽しくなかったという意見に対しては、イスを用意する、余裕のある時にムダ取りを行う、入社3か月以降の従業員が参加するなど、対策をすれば解決する問題だと思うので、次回以降があれば改善できそうですね!
➂ムダ取りプロジェクトに積極的に参加しましたか?
④普段から感じている意見を出せましたか?
⑤自由に意見を出せる雰囲気でしたか?
意見を出しやすい雰囲気であったと約8割の方が答えています。事前に「ムダを考えておいてくださいね」と伝えていたので、日常業務の中で普段感じている些細なムダをメモしたり、前もって考えておけたのが良かったのかなと思います。
⑥他のメンバーの意見をどのように感じましたか(自由記述)
- 自分では思い付かなかった「ムダ」が他の人の意見を聞いて、なるほど!と思える部分があってよかった。
- ムダ取りの話ではないが、たまったゴミを集めてもらってることに感謝してなかったなーと反省した。
- 他チームが扱っている部品を初めて見れてよかった。
- 普段の仕事とは違う目線で、メンバーを見ることができたのは大きな収穫だった。
- どんな現場でも困っている事はたくさんあるなと思った。
- 所属している場所ならではの意見が出てきたのがよかった。
- 仕事の内容は違うことがあっても備品やその他の事で共感できることがあった。
- 私ならどんな改善案をだせるだろう?と考えさせられました。
皆が抱えているムダを知る機会はあまり無いので、話し合いによって共感できたり、新しい発見もあったのが良かったと思います。
また、皆で改善策を考えて解決できたムダもたくさんあります。例えば、「欠勤時の連絡方法が統一されていない」という問題にはLINE WORKS(ビジネス版LINE)を導入することで解決できました!
⑦ムダ取りプロジェクトのプログラムや内容について、良いと思った点はどこですか?
「チームワークが良い」と回答された方が7名と、最も多くなっています。チームワークが悪いと話し合いの中で共感したり改善策を考えるのは難しいですよね。普段から話しやすい人間関係が作られているからこその結果だと感じました!
また、「プログラム内容」や「指導者の質の高さ」が良かったと答えている人もいます。外部から専門家の方をお招きしての活動は初めてでしたが、新しい知識が付き、ムダに対する意識も変わったと感じていて、従業員への教育としても良い影響があったと思います。
社員だけでなくパートさんも参加したので、様々な目線からの意見を聞けて、普段関わらない人とも交流できたのが良かったですね。
⑧ムダ取りプロジェクトの改善点は何だと思いますか?
「特になし」という回答が10件あったため、概ね満足していただけたのかなと思います。
ただ、具体的な指導や長期的なプログラム、意見を出しやすい雰囲気作り、敢えて外部の方を呼んだり多くの時間をさく必要があるのか、等の意見もあり、今後考えるべき課題も見えてきました。
⑨ムダ取りプロジェクトの内容は十分に理解できましたか?
⑩ムダ取りプロジェクトで学んだことは何ですか?
- まずは何でも意見を出し合い、実践してみて判別する
- ムダの削減が会社の利益につながるということ
- ムダの尺度も人それぞれなので、そこをリーダーとして方向性を示す必要があると認識した。
- ムダを取り除くことでみんなが働きやすい職場に、みんなでしていくと言うことです。
- KPTの使い方、みんなで話し合う機会を持つことの大切さ
- 普段している作業を常にムダという視点で見るという事
- ムダな箇所を挙げていき、今後どのように改善すべきか、そしてそれをいかに継続的に取り組めるか、その先々まで考えた時に一つ上の行動ができるのではないかと思った
⑪ムダ取りプロジェクトでの学びを業務にどう活かしますか?
- 解決したムダは直ぐに取り組み活かしていきたい。
- 今後も意見を出し合い、作業の効率化をはかりたい。
- 普段からムダがどこにあるのかな?と意識したり、時間を意識して作業にあたりたい。こういうところもムダかなと以前より意識できるようになった。
- ムダを思いついたらメモしたい。
- すぐにできる事はすぐ行動に移して、なかなか出来ないこともどうやったら出来るか考える
- ムダを1つずつ無くしていき、環境を整えて働きやすい環境にしたいです。
⑫ムダ取りプロジェクトに取り組んでみて、どう思いましたか?率直な意見をお聞かせください。
- 初めての事だったがチームごとにムダを言い合って、改善できた点もあったのがよかったと思う。
- LINE WORKSの導入で急な休みの連絡が本当にしやすくなった。チームの人たちのお休みを自分も直接把握できるので出勤したときに行動しやすくなった。
- 初めて参加しましたが、色んなムダが沢山あるんだと実感しました。
- ムダ取りは必要なことだと思いますが、業務の合間に時間を捻出しないといけないということが矛盾しているような気もしました。
- まだ入社して間もないので作業をしていても正直ムダに感じることが自分の中で見つかっていません。今は作業する事だけで精一杯なので これから作業していくうちに自分なりにムダに感じることを探っていけたらと思います。よい職場にするにはムダ取りは大切なことだと思いますので自分自身も意識しながら仕事していけたらと思いました。
- みんなの意見を聞けて良かった。もっと効率的に働きやすくなったらいいなと思う。
- 面倒な面もあるけれど業務がより改善していくなら必要な事だと思います。
- 改善すべき点を各チームで挙げた時、そこまで意識してなかったことがこんなにも書き出していったらある事に気づけ、まだ今後も新たに無駄な事はあるのではと、頭の片隅に置きつつ業務に取り組めるようになりました。中々改善までは難しい点もありますが、今後より良い会社作りをしていく中でその第一歩として皆で意見を出し合えた事は良かったとおもいます。また全員参加型のプロジェクトがあればチームワークの団結力もよくなると思います。
- みんなが出した無駄全部について話し合ったが、無駄に当てはまらないものもあったと思う。それについても話し合う時間が無駄だったと思う。
- 中々、ここがムダで改善してほしいなと思っても、言いにくい事だと思いますが、こういう場を設けて頂き、皆が思ってる事を出し合う事によってより良くできる職場環境はすごく有難いことだと思いました。
- 単純に無駄をなくすことの重要性だけではなく、普段聞けない意見や言えない意見が出せる場があることの大事さがわかりました。 普段からよりコミュニケーションを取っていこうと感じました。
皆さん様々な学びがあったようです。やって終わりではなく、今後の業務改善に繋げてこそ意味のある活動にできると思います。私はムダ取りプロジェクトを通して、日頃からムダを気にするようになりましたし、会社全体でもその雰囲気が浸透していると感じます。学んだことをこれからも活かしていけるよう、PDCAサイクルを回し継続的な改善活動を目指します。
3. まとめ
この記事では、アンケートをもとにムダ取りプロジェクトの振り返りを行いました。読者の方に、オーエスの取り組みや雰囲気が伝わっていれば嬉しいです。
当社に興味を持ってくださった方は社内情報カテゴリーや採用ページもぜひご覧ください。最後まで読んでいただきありがとうございました!