プロ人材と一緒に「課題抽出プロジェクト」を行いました!
投稿日:2023/2/16
こんにちは!オーエス電機の広報部です。
2023年2月4日(土)に、ひょうご専門人材相談センターご協力のもと「課題抽出プロジェクト」を行い、社員さんと仕事環境をより良くするために話し合いました。今回の記事では、プロジェクトを行った経緯や話し合いの中での気づきをお話ししたいと思います。
1. プロジェクトを行った経緯
外部環境が目まぐるしく変化するなか、これまで以上に経営基盤の強化が求められています。そのため、当社はここ数年、新規取引先獲得に積極的に取り組んできました。その甲斐もあって、順調にお客様も増えました。一方で、次期後継予定者の下山は会社のさらなる成長のためには専門性を持つ人材採用や人材育成、そして組織化が要だ考えるようになりました。自身のリーダーシップの取り方も含め、変えていかないといけないと痛感していたそうです。
そんな中、大企業に在籍する人が副業として中小企業の課題解決をサポートする「内閣府プロフェッショナル人材事業」を知りました。そこで、プロフェッショナル人材事業の一環である「課題抽出プロジェクト」を行うことに決めたそうです。
2. プロジェクトでの気づき
プロジェクトでは、社員が思う会社の良いところをピンクの付箋、問題点を青い付箋に書き、張り出して話し合いました。
社員からでた良いところは
「社員とパートの距離が近いし、話しやすいから働きやすいよね」
「ISO認証を持ってるし在庫管理もしっかり出来ていて品質が良いよね」
「問題があったらすぐ担当者と連携をとって素早い対応が出来ているよね」
など、自社の強みを再確認できました。
社員から出た問題点としては
「ハンドリフトを動かすとうるさいから、使うときに気を遣う…」
「電話の位置が遠くて取りづらい…」
など、現場ならではの問題を訴える声があがりました。
また、「担当者の自分しか電話にでない…」という発言に対して、他の社員が
「電話に出ても担当者あての内容が多く、結局は担当者に代わらないといけないので、最初から出ないほうが手間がかからずお互いにとって良いと思っていた」
と返し、お互いに配慮していたが伝わっていなかった部分があることに気が付きました。
このように、社員たちが日頃思っている問題点を共有し、社内で改善できるものと社外の協力が必要なものに分けました。プロジェクト後はハンドリフトを交換するなど、社内ですぐできるものから改善に取り組んでいます!
社員目線の課題を共有した後は、会社が成長するための課題を考えました。
- 競合他社との比較
- 目標の設定
- 目標を達成するために取り組むべき課題の洗い出し
などを行い、普段の業務では経営的な目線で会社のことを考える機会はあまりないですが、みんなで案を出し合うことで当社が抱える課題を確認できました。
3. 参加者の感想
プロジェクトに参加した社員は
「小難しい会議なのかと思っていたけど、やってみたら楽しかった」
「最初は土曜日に集まって何するんだろうと思っていたけど、みんなが普段思ってることを聞けて良かった」
と感想を言っていました。
また、司会進行などの協力をいただいたひょうご専門人材相談センターの皆様からは
「他社さんではコミュニケーションの問題が多いが、今日の会議は参加させて頂いて終始とても楽しいです」
「課題は色々あるものの、一般的な製造業とは異なり、ニッチな部分でとても興味深い取組をされている」
など、客観的な目線での感想を頂きました。
今回、外部の方に司会進行していただいたこともあり、社内のメンバーだけでは言いにくいことでも打ち明けやすく感じました。ご協力いただいたひょうご専門人材相談センターの皆様、ありがとうございました!
4. まとめ
今回は、次期後継予定者の下山を中心に現場の主要メンバーを巻き込みながら「課題抽出プロジェクト」を行いました。当社では、働きやすい環境作りや顧客満足度向上を目指し、新しい取り組みにも挑戦しています。
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